年金アドバイザー3級試験の本試験当日はどんな感じで進められるのだろうか。
私は通算で20回以上受験していますので、不安要素はありません。
逆に初めて受験する人にとっては気になるところでしょう。
そこで、今回は初受験の方に向けて「当日はこんな流れになるよ」ということを説明していきます。
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年金アドバイザー3級試験はどのように進められるか
本試験当日、会場に着いてからの流れをみていきましょう。
1 会場入口で受験番号と部屋の確認
これまでの私の経験では、大学や高校が試験会場になることが多かったです。
どの会場でも共通していることは、受験番号によってどこの教室になるかの案内が入口に貼りだされています。
ここで受験票を確認します。
大きな教室1室で年金アドバイザー以外の試験も含めてみんなで受験する場合もあるので、どこに着席するのかも注意が必要です
2 30分前からでないと入室できない
会場の建物には入れても、実際に受験する各教室には30分前までは入室できません。
これはすべての会場で共通のルールとなっています。
それまではどこかで待機しなければいけません。
会場によっても様々ですが、学校の場合、外のベンチで待っている人もいれば、校舎内のラウンジのようなところで待っている人もいます。
したがって私の場合は、知っている会場の場合は、敢えて30分前を切ったぐらいに到着するようにしています。
初めての会場の場合は、もう少し早くていいでしょう。
3 マークシートは自分の名前等が印字されている
自分の席に着席すると、解答用のマークシートだけが置かれています。
このマークシートには自分の名前・受験番号が既に印字されています。
これでは他人が勝手に解答することも可能では?
それを防ぐためなのか、フリガナのみ自分で書き込む形になっています。
(本人ならば自分のカナを間違えることはないでしょう)
また、
マークシートには「アンケート」欄があり、他の試験の合格経験はあるか?などの質問項目があります。
マークするかしないかは任意です。
私が受験を始めたころは、
「これ、回答しないと成績が不利になるのか?」
と、ビクビクしていましたが、そんなことはありません。
今は回答は完全無視していますが何も問題は生じていません。
駆け出し当時は無かったのですが、現在は、試験官が「回答は任意です」とアナウンスしてくれます。
4 開始10分前までにトイレを済ませる
開始までにトイレを済ませます。
こんな経験があります。
試験官が「今のうちにトイレは済ませてください。試験開始10分前までに着席してください」というべきところ、
「試合開始10分前までに着席してください」と。
笑いそうになりましたが、逆に「ここは、教室ではない・・。試合会場なんだ!父ちゃん、俺はやるぜ!(古谷徹風)」
と気合が入ったものです。
5 10分前になると注意事項の説明開始
開始10分前になると、受験にあたっての注意の説明が始まります。
そして、5分前には問題冊子が配布されます。
年アド3級の場合、秋試験は表紙が黄色、春試験は表紙が茶色になっています。
袋とじになっているので、当然中を見ることはできません。
ここで、鉛筆・消しゴムと電卓、受験票以外(ペンケースも)はカバンにしまうように言われます。
6 試験官の時計で開始
持参した自身の時計が正確か否かに関係なく、監督官の時計で開始が宣言されます。
(1度だけ「部屋の壁掛け時計の時間で始めます」と言われたことがありますが、監督官の腕時計が基準になるのが普通です)
私は監督官の合図に合わせて、時計を合わせます。
開始と同時に袋とじになった問題冊子を開きます。
ペンを差し込んでミシン目に沿えば簡単に開きます。
7 遅刻は30分まで
会場に向かう途中で何らかのアクシデントに遭遇することもあるでしょう。
そんな場合、遅刻しても30分までは大丈夫。
受験票を見ると、右側試験時間欄に「※試験開始30分経過以降は入室不可」となっています。
つまり、30分間は入室できるということ。
ただし、
ただでさえ、試験時間2時間は短いのに30分も遅刻したら絶望的であることには変わりありません。
8 30分経つと受験票のチェックが始まる
30分経過すると試験官が受験票のチェックを開始します。
通路側の見やすいところに受験票を置いておきます。その後も、割りと頻繁に見回りに来ます。
年アド試験ではないですが、何年か前に大学受験の受験生がスマホを使って試験解答を共有するという事件がありましたよね。
確か、時期的に春の年アド試験直前の事件だったような気がします。
そのときはかなり頻繁に監督官が見まわって、厳しくやってるなーと感じた記憶があります。
現在はそんな厳しさは感じませんが・・。
9 60分経たないと退室できない
開始から60分経つと退室できます。
逆に言うと、60分間は退室できないということです。60分間は出たくても我慢してください。
といっても、60分で退室なんて、試験を放棄したとしか考えられませんけど。
でも、意外に多いんです。60分経過直後に退出する人が。
諦めているのでしょうか・・・。
10 残り10分で退室不可能
試験終了10分前になると退室は不可能です。
そこまでいったら最後まで居ないといけません。
以前の2時間30分(180分)の試験時間のときは、3分の2くらいの人たちは120分くらいで退席していくような感覚でした。
私は途中退席することはほとんどありませんでした。
個数問題のチェックを念入りにして、与えられた時間をフルに使いたいからです。
現在の試験時間2時間では途中退席なんてもってのほか。
2時間ギリギリでなんとか答案提出というイメージが私の感覚です。
まとめ
年金アドバイザー3級試験はどのように進められるか?
時間の経過をまとめてみました。
- 会場入口で受験番号と部屋の確認
- 30分前からでないと入室できない
- マークシートは自分の名前等が印字されている
- 開始10分前までにトイレを済ませる
- 10分前になると注意事項の説明開始
- 試験官の時計で開始
- 遅刻は30分まで
- 30分経つと受験票のチェックが始まる
- 60分経たないと退室できない
- 残り10分で退室不可能
試験の時間的な流れが理解できたと思います。
事前にこういった流れがわかっていれば緊張せずに自分の力を発揮できるでしょう。
さぁ、あとは存分に力を出すだけです!
シモムー
みんなのねんきん主任講師