年アド2級 年金資格

年アド2級に10年連続合格したら見えてきた3つのこと

投稿日:2018年5月20日 更新日:

公的年金制度の勉強を続けるシモムーです。

私は年金に関する情報発信をしたり、年金をケーススタディで学ぶ勉強会を主宰しています。

「シモムーって誰?」「本当に実力あるの?」

ネット上で信頼を得るためには実績を見せることが大事だと思っています。

10年前私は「年金アドバイザー試験(銀行業務検定協会主催)」に合格し続けることで信頼を得るきっかけをつかもうと思いました。

この記事では2級の成績表を写真付きで公開します。

ちなみに、3級はこちらです。

年アド3級で10回連続90点以上の結果を出してわかった大事なこと

公的年金制度の勉強を続けるシモムーです。 私は年金に関する情報発信をしたり、年金をケーススタディで学ぶ勉強会を主宰しています。 「シモムーって誰?」「本当に実力あるの?」 ネット上で信頼を得るためには ...

また、受験当時の感想や受験対策に対する当時の私の考え方も記載しました。

これから受験される方にとって、この10年でどのような難易度の変遷をたどったか何らかの参考になると思います。

10年結果を出してきた私も最初から何の努力をせずに実績を積み上げられたわけではありません。

最初の2・3年は成績が安定せず、常に不安を抱えながらのチャレンジでした。

私に興味を持ってくださったあなたから少しでも信頼を得られればこれほど嬉しいことはありません。

シモムーの2級合格履歴

注:ネット上では「シモムー」で活動したいので氏名は伏せています

初受験 2008年 76点

年アド2級 成績通知書 2008年

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初受験時は過去問を過去7年分くらいを約10回繰り返し、万全の体制で受験に臨みました。

この年は年金記録が5000万件宙に浮いているという記録問題が騒がれていた時期。

最終問題に穴埋めで記録問題の出題がありました。

ただ、合格率は30%近くあり、当時も受験しながら「意外に難しくないな」というのが感想でした。

2年目 2009年 71点

年アド2級 成績通知書 2009年

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徐々に受験者数が増え始めるこの年。

最終問題は当時政府が緊急的に発行した「ねんきん特別便(今は定期便)」に関する問題でした。

この試験は時事的なテーマを穴埋めで出題することがよくあります。

当時は年金相談のコールセンターに勤めていたのでこの手の問題では有利な立場でした。

3年目 2010年 64点

年アド2級 成績通知書 2010年

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年金記録問題を背景に受験者が2000人を突破した2010年。

気が緩んでいたせいでろくに勉強をしないまま受験。

結果、薄氷の合格でした。

いくら年金相談の仕事をしていても試験対策は別であることを痛感しました。

昨年より難易度が高くなったと感じます。記録問題が生じてからこの試験は格段に難しくなっています。

4年目 2011年 64点

年アド2級 成績通知書 2011年

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私が過去10年受験してきて、おそらく最高難度の年がこの2011年。

受験中、「今回は無理かもしれない」とかなり焦ったのを記憶しています。

前回気の緩みがあったので今回はきちんと対策をして臨んだものの薄氷の合格。

この年は本当に実力がなければ合格できない年だったと思います。

5年目 2012年 84点

年アド2級 成績通知書 2012年

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ついに受験者数が3000人を突破した2012年(近年ではこの年の受験者が最も多かったです)。

合格率も前回よりわずかに上向いただけの難易度ですが、自己最高得点を記録しました。

理由は資格予備校でこの試験の対策講座を受け持ったことにあります。

人に教えると自分自身が一番勉強になるということを実感した年でした。

(下に続きます)

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6年目 2013年 67点

年アド2級 成績通知書 2013年

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再び60点台のギリギリで合格した2013年。

多忙のためろくに勉強できないまま受験したというのもありますが、設問1つ1つが数年前に比べて難しくなっています。

例えば老齢基礎年金の計算問題1つとっても、加入歴が複雑で時間がかかります。

このような傾向の年でも結果を出すために大事なのは年金知識ではありません。

解き方を工夫する必要があり、最後まで諦めない精神力も必要になります。

7年目 2014年 72点

年アド2級 成績通知書 2014年

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この年くらいから試験対策の勘所がわかってきた2014年。

「最小限の対策でいかなる状況下でも7割の得点をする」という目標を定め達成することができました。

試験はやみくもに時間を掛けても結果が出るとは限りません。

必ず出題されるテーマは徹底的に対策を立て、何が出るかはわからないところは手を抜く。

受験対策で必要な考え方が身についてきたと実感した年でした。

8年目 2015年 94点 個人賞

年アド2級 成績通知書 2015年

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いきなり「本来水準の計算式で答えよ」と出題された2015年。

この2015年度から物価スライド特例水準が強制的に終わるため、前倒しで(3月の試験時はまだ2014年度ですが)対応したようです。

多少焦りましたが、午前中に受けた3級が既にそういう形式だったので心の準備ができていたのは幸い。

そういった精神面がプラスしたのか個人賞も取ることができました。

9年目 2016年 82点

年アド2級 成績通知書 2016年

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被用者年金一元化関連の知識が出題され始めた2016年。

一元化後施行後の最初の試験でしたから完璧に対策を立ててそれが効きました。

この年からは自分のための勉強は一切せず、他人に教えることを通じて自分も勉強するというスタイルを確立。

10年近く受験してきて、ようやく年金の実力がついてきたと実感できた年でした。

10年目 2017年 80点

年アド2級 成績通知書 2017年

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10年目の節目となった2017年。

私の当初の目標は「10年連続合格する」というものだったので、結果を出すことができ本当に安堵したのを覚えています。

この年は確定拠出年金の大改正があり、対象者が大幅に広がったため特に重点的な対策を立てて臨みました。

やはりこの試験は時事的なテーマはしっかり対策を立てる必要があると痛感しました。

11年目 2018年 81点 個人賞

年アド2級 成績通知書 2018年

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2回目の個人賞を取った2018年。

この年はちょっと特殊です。

合格率は20%台後半ですからそれほど難易度は高くなかったはずなのですが、高得点を取れた人はあまりいなかったということが読み取れます。

80点で個人賞を取るというのは考えられません。60点台の合格者が多数いたのではないかと思います。

この試験は6割得点で合格で、私の受験歴で60点以外の合格はありません。

ただ、本当に実力がついたと実感するためには最低でも7割は取れなければと思います。

まとめ

最後にこの10年の受験からわかったことを3つまとめましょう。

  • 年金記録問題を境に受験者数が増加。そのため難易度が高まり、受験者が落ち着いた現在でも難易度は高止まりのまま
  • 時事的な改正に関するテーマが穴埋めで出題される。その対策は徹底的に行う
  • 単に年金制度を知っていれば合格できる試験ではない。試験に対応した解き方・精神の持ち方を意識しなければ合格はなし得ない

もしあなたが2級試験の受験を考えているなら、これらのことを知っておくだけでも勉強の指針になると思います。

さて、私はこれからも継続して受験していきます。

合格したときもそうでない時も正直に実績を公開していきたいと思っています。

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シモムー2級モード

年金アドバイザー2級試験に2008年の初受験から2018年まで11年連続合格中。2015年は全国4位、2018年は全国7位で優秀個人賞を受賞。目標は全国1位。試験に対する考え方・勉強方法について絶対の自信を持っている。

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