年金ニュース

発表!平成27年度の納付率 第1位はあの神社の県

投稿日:2016年7月8日 更新日:

おみくじ

出典記事が発表された日:2016年06月30日

どんなニュース?簡単に言うと

厚生労働省より平成27年度の国民年金保険料の納付率が公表されました。同時に都道府県別のランキングも発表。納付率第1位はあの有名神社がある県でした。

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どんなニュース?もう少し詳しく!

厚生労働省が国民年金保険料の納付率を公表しました。

納付率の公表は随時されていまして、私のブログでも平成27年12月までの納付率に基づいた記事を公開したことがあります。

2015年12月 国民年金保険料納付率ランキング 第2位は新潟、第1位は・・

出典記事が発表された日:2016年02月26日 目次1 どんなニュース?簡単に言うと2 どんなニュース?もう少し詳しく!2.1 国民年金の保険料は誰が納めるのか2.2 保険料を納める方法は3つ2.3 ...

今回は平成27年度全体を通じた納付率の最終結果です。

そもそも納付率とは何なのかという話は以前の記事で書いたことがありますので参考になさってください。

実は公表された資料には納付率以外にも興味深いデータが出ていました。

それらをご紹介していきます。

第1号被保険者の数に関するいろいろなデータ

第1号被保険者が減っているその訳とは・・

保険料を納めるのは自営業者に代表される第1号被保険者です。

その第1号被保険者。

平成27年度末で1,668万人。

前年度比で74万人減少しています。

原因はというと第2号被保険者、つまりサラリーマンが増えているからです。

平成27年末で4,127万人。

前年度比で88万人の増加。

ここ最近は毎年度増加しています。

ちなみに第3号被保険者も減っています。

「景気の回復で会社勤めの人が増えた → 1・3号が減った」ということが見えてきます。

第1号被保険者に該当する一番の理由は・・

第1号被保険者に該当する理由で一番多いのはなんでしょう。

「20歳になった」

ではないんですね。この理由での該当者は100万人。

「第2号被保険者から移行した」

が316万人で第1位。

会社を辞めて、無職(自営)になるのが一番よくある理由だということがわかります。

第1号被保険者の中で一番多い年齢層は・・

第1号被保険者の年齢構成はどうなっているでしょう。

実は20~24 歳の全体に占める割合が 21.0%と最も大きく、次に 55~59 歳が 13.4%となっています。

しっぽと頭の人たちが厚い層をなしていることがわかります。

納付率に関するデータ

現年度分の納付率は4年連続伸びている

平成27年度分は「現年度分」ということで、最終的に63.4%でした。

下の表を見てください。

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(出典:厚労省資料 3ページ 図3納付率等の推移)

現年度分は毎年度伸びています。

これで4年連続となりました。

ただ、27年度は前年度よりも伸びていますが去年一昨年ほどではありません。

理由はアレです。

情報漏えい問題が起きたからです。

問題が大きく取り上げられていた間は督促業務ができなかったから。

ただ、10月以降の再開で巻き返したみたいですね。

最終納付率は7年ぶりに7割に回復

保険料は過去2年まで遡って納めることができます。

ですので納付率についても、平成27年度分(現年度分)と26・25年度(過年度分)のデータが公表されています。

下の表を見てください。

昨年度納めることができた平成25年度分は最終的に7割の納付率を回復しました。

過年度

(出典:厚労省資料 4ページ 表4現年度分及び過年度分を加えた納付率の推移)

最後に7割台だったのは平成18年度ですから7年度ぶりの大台回復といったところです。

理由はなんでしょうか。

「年金行政の信頼が回復した」

とはとても思えません。

民間企業を使って督促業務に力を入れているというのもありますし、制度的にも納付率を改善させるような改正が進んでいるというのがあります。

例えば、

平成26年には2年まで遡って免除や猶予を受けられるようになりました。

この7月からは30歳未満の人しか使えなかった猶予制度が50歳未満に拡大されました。

いよいよ開始!7月からの新しい年金保険料の猶予制度とは

出典記事が発表された日:2014年6月4日 目次1 どんなニュース?簡単に言うと2 どんなニュース?もう少し詳しく!2.1 そもそも猶予制度ってなんだ?2.2 免除と猶予はどう違う?2.3 猶予を拡大 ...

今後も納付率改善は進んでいくと思います。

(下に続きます)

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お待たせしました。都道府県ランキング栄光の1位は・・

都道府県別納付率ランキング。

平成27年度の現年度分で比較すると・・・、

第3位は新潟県

第2位は富山県

第1位は・・島根県でした。

島根といえば、出雲大社。あの神社の県です。

逆に納付率が悪いのはどこか・・

第45位 東京都

第46位 大阪府

第47位は・・沖縄県でした。

島根は77.58%で沖縄は44.46%

なんと33.12%も差がついています。

沖縄は年金制度が始まるのが遅かったので未だ定着していないというのがあるのかもしれません。

また、県民性の違いと言えるのかもしれません。

いずれにせよ、都道府県でこんなに違いがあるんですね。

今回のニュースまとめ

シモムー

今回のニュースをまとめると以下のとおり。

  • 第2号被保険者が増えて第1号被保険者は減っている
  • 現年度分の納付率は4年連続で改善して63.4% 25年度分の最終納付率は7割へ
  • 納付率トップは島根県、ワーストは沖縄県

納付率と第1号被保険者に関するデータをご紹介しました。

ちなみに私の出身の長野県は第8位。

よしよし。

また来年度も現年度のデータが確定したところで納付率を紹介しますね。

島根県は2連覇なるか。

出典・参考にした情報源

平成27年度の国民年金の加入・保険料納付状況について |報道発表資料|厚生労働省
じっくり読んでみるとなかなかどうして面白いですよ

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シモムー

シモムー

日本年金機構の年金相談コールセンターにて新人研修講師を担当しながら社労士試験予備校にて講師を経験。2014年より公的年金の情報を初心者目線で解説する「みんなのねんきん」サイトで情報提供を続ける。年金を事例で学ぶ「年金ケーススタディ」で全問題の作問と解説を担当。具体例やイメージで理解できる情報提供を心がけている。

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