どんなテクニック?
老齢基礎年金の計算では多段階免除における国庫負担割合を暗記しておく必要があります。
変な分数をどう暗記するか。
私は2級の最初の受験時には図を書いて面積を塗りつぶしたり、今考えるとそんなことに10分かけたりしてました。
なかなか分数が覚えられなくてどうすりゃいいんだ?
と思っていたところで、年金機構での新人研修の途中、研修生が一言。
「約分しなければいいんじゃないですか?」
や・く・ぶ・ん?
小学生の時以来の単語を耳にした私は「なるほど!」より前に
「なつかしー」
というわけで、約分やめました。
なんでこんなことに気づけなかったのでしょうか。
恥をかきまくった人生を送ってたどり着いたのは
約分放棄
いってみましょう。
こんなことをします
国庫負担2分の1時代
手順1 1本の横線をひきます
手順2 下に8を書きます
8
手順3 上に8・7・6・5・4と書く
8・7・6・5・4
8
5秒でできあがり!
左から全額納付の「8」から始まり、納付割合が多い順に並んで、最後の「4」は全額免除を意味します。
これで必要に応じて約分して活用すればOK!
え?平成21年3月以前はどうするかって?
国庫負担3分の1時代
手順1 1本の横線をひきます
手順2 下に6を書きます
6
手順3 上に6・5・4・3・2と書く
6・5・4・3・2
6
終了~。
まとめます
人生はどこでどう転ぶものかわからないものです。
約分しないだけでこんなに人生が開けるとは・・。
ときには要約しないことだって大事なんです。
シモムー
みんなのねんきん主任講師