年金ニュース

祝平成30年度!今年度の年金の保険料まとめてみた

投稿日:2018年4月6日 更新日:

どんなニュース?簡単に言うと

平成30年度(2018年度)となりました。新しい年度になると納める年金の保険料額が変わります。今年はどのような変化があったのかわかりやすく紹介します。

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どんなニュース?もう少し詳しく!

祝!平成30年度!

新しい年度になると、納める保険料やもらえる年金額が変わります。

今回は現役世代が納める保険料が新年度でどう変わったかまとめてみます。

国民年金の保険料は月額16,340円

平成30年度 16,340円(昨年度比▲150円)

平成29年度 16,490円

サラリーマンやその配偶者以外の人が自身で納めるのが国民年金の保険料。

今年度は 16,340円 となりました。

毎年度上がっているイメージですが、今年はなんと下がっています!

国民年金の保険料はどう決まる?

国民年金の保険料は平成16年の年金改正の時に決めた金額にその後の賃金や物価の変動(保険料改定率)を反映させて決めます。

平成16年の時に決めた平成30年度の金額:16,900円 × 平成30年度の保険料改定率(0.967)

すると、16,342.3円。

端数処理(10円単位になるよう四捨五入)の結果、16,340円となりました。

昨年度より下がったということは、保険料改定率による下落率が大きかったということ。

統計上、賃金や物価の数値は伸びていないということです。

1年前の記事でもう少し詳しく仕組みを解説したことがあるので参考までに。

発表!2017年度年金の改定はこうなる!国民年金保険料は上限達成編

出典が公開された日:2017年1月27日 目次1 どんなニュース?簡単に言うと2 どんなニュース?もう少し詳しく!2.1 2017年度は前年度比230円アップ2.2 保険料の一方的な上昇は2017年度 ...

4月分からの前納は現金払いならまだ間に合う!

国民年金の保険料は先にまとめて納めると割引されます。

種類は以下のとおり。

  • 2年前納(4月から翌々年3月)
  • 1年前納(4月から翌年3月)
  • 6カ月前納(4月から9月までの上期と10月から翌年3月までの下期)

期間が長ければそれだけ割引額が大きくなります。

出典:厚労省プレスリリース 2018年1月26日(クリックで拡大)

口座振替のほうが現金納付よりも割引額は大きくなります。

ただ、

この記事の執筆時点(2018年4月6日)で2年前納、1年前納、半期分の6カ月前納の口座振替はもう間に合いません。

前納用の納付書を利用すれば、今からでも現金での前納が可能です。

もし4月分から1年の前納を希望するのであれば急ぎましょう。

5月1日までに納付すれば間に合います。

ホームズ
もう間に合わないから5月分から来年3月までの11カ月分の前納ってできないの?

大丈夫。実はできるんです。

年金事務所に相談してください。そんな中途半端な前納でも対応可能です。

ついでに、

クレジットカードでも前納ができます。

が、こちらも口座振替と同じで申込期限があるので間に合いません。

(下に続きます)

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後納制度はあと半年

前納とは反対に後納というのもあります。

保険料は2年経つと納められなくなりますが、その納められなくなった保険料を今から納められるという救済制度。

過去5年以内の保険料を納められますが、期間限定の仕組みなのであと半年だけです。

2018年9月末日までですからお急ぎを。

付加保険料は同じ

本体の保険料と合わせて付加保険料を納めると、上乗せの年金として支給される付加年金。

保険料は月額400円です。

この金額は新年度でも変わりません。

賃金や物価の変動の影響を受けない仕組みだからです。

産前産後期間の保険料免除制度は1年後

近年の改正で登場した産前産後期間に保険料が免除される仕組み。

残念ながらまだ始まっていません。

2019年(平成31年)4月からとなっています。

過去の記事でまとめたことがあるので参考にしてください。

2016通常国会 年金改正案提出!年金はこう変わる 現役世代編

出典記事が発表された日:2016年03月11日 文:みんなのねんきん主任講師シモムー 目次1 どんなニュース?簡単に言うと2 どんなニュース?もう少し詳しく!2.1 年金の改正案の3大ポイントはこれ2 ...

追納するときは割増になる

過去に免除を受けた期間があって今から納めたい!

これを追納といいます。

過去10年内の免除期間であれば追納できます。

ただし、

今から3年度以前の免除期間に対しては割増額を含めて納めないといけません。

今は平成30年度。3年度前は平成27年度となります。

つまり、平成30年度内で、平成20年5月分の全額免除された保険料を追納する場合、下の表をみると、15,170円納めないといけません。

割増額は当時の金額と比べて760円割増しということ。

思った以上に割増されるわけではない?でしょうか・・。

全額免除期間の追納額 割増額 4分の3免除期間の追納額 割増額 半額免除期間の追納額 割増額 4分の1免除期間の追納額 割増額
平成20年度の月分 15170 760 11380 570 7580 370 3790 190
平成21年度の月分 15260 600 11440 440 7630 300 3810 140
平成22年度の月分 15520 420 11640 310 7760 210 3880 100
平成23年度の月分 15310 290 11470 200 7650 140 3820 60
平成24年度の月分 15160 180 11360 120 7580 90 3780 30
平成25年度の月分 15130 90 11350 70 7570 50 3780 20
平成26年度の月分 15280 30 11460 20 7640 10 3820 10
平成27年度の月分 15610 20 11700 10 7800 0 3900 0

厚生年金の保険料は新年度でどうなる?

サラリーマンが入る厚生年金。

保険料率は毎年秋に変更されます。

ですので、新年度に入ったからといって変化があるわけではありません。

現在の保険料率は18.3%

毎月の給料やボーナスにこの率を掛けて、半額を自身で負担、半額は会社が負担します。

また、

実は保険料率は昨年(2017年)で最高上限に達したのでもう上がることはありません。

(また制度が改正されたら別ですが・・)

いずれにせよ、サラリーマンの人たちはこの春に保険料の変化を考える必要はありません。

以上、今年度の年金の保険料額のまとめでした。

今回のニュースまとめ

シモムー

今回のニュースは

平成30年度の年金の保険料額がいくらになったのかを解説してみました。

まとめると・・

  • 国民年金の保険料額は月額16,340円(昨年度比▲150円)
  • 現金納付の前納は中途半端でもできる
  • 後納制度は2018年9月末日まで
  • 付加保険料はずっと同じ月額400円
  • 産前産後期間の保険料免除は2019年4月から

今年度の保険料の特徴は、昨年度よりも安くなったこと。

もらえる年金が減るのは嫌ですが、納める保険料が安くなるのはうれしいですよね。

ところで、

今年度の目玉は5年内の後納制度が9月末日までってところでしょうか。

以前は10年内の未納分に対して後納できる仕組みでした。

それよりも前になると、定期的に未納分の保険料を納付できる仕組みが期間限定で実施されてきました。

次はいつ実施になるかわかりませんから、納められるうちに納めないといけないですね。

結局、年金をたくさん欲しいなら、保険料をたくさん納めるしかないわけです。

出典・参考にした情報源

厚生労働省 プレスリリース 2018年1月26日

追記

2018年4月13日 今年度の追納額が3月30日に政令で出ていたので追記しました

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シモムー

日本年金機構の年金相談コールセンターにて新人研修講師を担当しながら社労士試験予備校にて講師を経験。2014年より公的年金の情報を初心者目線で解説する「みんなのねんきん」サイトで情報提供を続ける。年金を事例で学ぶ「年金ケーススタディ」で全問題の作問と解説を担当。具体例やイメージで理解できる情報提供を心がけている。

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