年金アドバイザー3級試験にチャレンジしょうとするあなた。
「どんな勉強をすれば合格できるだろうか?」
「初めての受験なんだけど大丈夫だろうか?」
「高得点で合格したい!その秘訣はあるか?」
20回以上連続86点以上で合格してきた私シモムーが効果的な勉強方法を3つのポイントで解説します。
初めての人でもリベンジの人でも、これを読めば結果を出すための意識が変わります。
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年金アドバイザー3級試験の3つの特徴を意識する
試験勉強で絶対に必要なこと。
それは過去の問題を検証することです。
当たり前のことなんですが、意外にこれができない人が多い。
落ちてしまう人は過去問を軽んじていると感じます。
特に年金アドバイザー3級試験は過去問検証以外はやる必要がないと断言できます。
なぜか。
それは、この試験特有の特徴があるからです。
3つの特徴からなぜ過去問にこだわるのかをハッキリさせます。
1つずつ見ていきましょう。
特徴1 過去と同じテーマが同じ順番で出題される
試験勉強を考える際に大事なこと。
どこからどこまでの範囲を勉強するのかハッキリさせることです。
範囲内のものを徹底的にやり、範囲外のことはやらない。
難しくしようと思えばいくらでも難しくすることができる年金ですが、この試験はその範囲が明確です。
過去の出題を眺めてみてください。
同じテーマが同じ順番で並んで出題されます。
ランダムに出題されて、出たり出なかったりということがありません(もちろん試験回によっては1つ2つ出たり出なかったりというテーマはあります)。
だから、過去問。
過去問の順番通りに一つずつつぶしていって、それ以外はやる必要が無いのです。
特徴2 過去と同じ正解が再び正解となる
同じテーマが同じ順番で出題される。
しかも、正解の作り方まで過去と同じという特徴があります。
例えば、こんな問題があったとして、
問1 猫の特徴について、誤っているものは次のうちどれですか。
- 猫はニャーと鳴く
- 猫は3本足である
- 猫は水浴びが嫌い
- 猫はのどを鳴らす
正解は2だとしましょう。
この「猫は3本足である」が別の試験回にそのままの形で正解になるんです。
だから、極端な話、制度を理解しなくても、正解を覚えるだけで対応できる。
だから、過去問。
このような特徴なので過去問を手を抜くこと無くやるだけで60点の合格ラインには届きます。
特徴3 勝負は基本知識30問にあり
この試験の難易度についてまとめた記事を見てください。
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【2024秋最新版】年アド3級試験はどんな試験?難易度と合格率の推移とは|みんなのねんきん
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上の記事で紹介した平均点の分析によれば、3級試験にはこんな特徴があります。
- 基本知識問題は標準レベルなら30点台
- 技能応用問題は合格率が高い回でも半分(20点)もいかない
このような特徴からどのような対策を採るべきでしょうか。
仮に全体と同じように平均的に得点できると考え、
- 基本知識問題を34点
- 技能・応用を16点
と見積もります。
合計で50点。
あと10点足りません。
問題数にして5問。
残りをどこで得点するか・・。
カギを握るのは基本知識問題にあると考えます。
それは、基本知識問題の方が理解がしやすいからです。
理解しやすければ得点に結びつく。
技能応用は、制度を本当に理解する必要があり、時間がかかる。
従って、
基本知識問題で8割から9割、技能応用問題は半分できれば良い
というスタンスでいきましょう。
仮に基本知識問題で8割取れれば、48点。技能・応用が16点でも64点で合格です。
もし、試験まで全く時間がない場合は、技能応用を捨てて基本知識問題を徹底させます。
基本知識問題の過去の正解を覚えるだけでも効果があります。
合格が目標のあなたは、まずは基本知識問題に集中する。
高得点が目標のあなたでも、まずは基本知識問題を完璧にする。
いずれにせよ、この試験の肝心な部分は基本知識問題にあると断言できます。
まとめ
年金アドバイザー3級試験の効果的な勉強は?
答えは過去問だけをやる。
最後に、3つの特徴から過去問の重要性をもう1度確認しておきましょう。
- 過去と同じテーマが同じ順番で出題される → その順番で1つずつ押さえていきそれ以外はやらない
- 過去と同じ正解が再び正解となる → 過去の正解を単純に覚えるだけでも効果あり
- 勝負は基本知識30問にあり → 合格が目標でも高得点が目標でも基本知識問題を徹底して押さえる
これらを意識するだけで、結果を出すための意識に変わります。
あとは取り掛かるだけですが、どう過去問をつぶしていくか。
別の記事でアドバイスします。
シモムー
みんなのねんきん主任講師