年アド3級 年アド3級各問分析

年アド3級基本6 国民年金の被保険者の資格取得と喪失 正解はこの3つのうちのどれか

投稿日:2018年5月16日 更新日:


シモムー

みんなのねんきん主任講師

メモ

この記事は2019年秋向けのものです

何が出題されている?

出題形式:誤っているものを選択

国民年金の被保険者資格をいつ取得していつ喪失するか。

資格の得喪の手続きに関して問われます。

正直言って非常に簡単な問題です。

多くの場合、第1号と第3号の知識で正解になります。

過去10回の正解となった知識

  • 2019春 1号 資格喪失日は60歳誕生日の前日
  • 2018秋 2号 20歳未満で厚年の被保険者になるとその時から第2号被保険者になる
  • 2018春 1号 60歳到達時の資格喪失に届出不要
  • 2017秋 2号 20歳未満で厚年の被保険者になるとその時から第2号被保険者になる
  • 2017春 3号 資格取得の届出は配偶者の勤務する事業主等を経由
  • 2016秋 1号 60歳到達時の資格喪失に届出不要
  • 2016春 1号 資格喪失日は60歳誕生日の前日
  • 2015秋 3号 資格取得の届出は配偶者の勤務する事業主等を経由
  • 2015春 1号 60歳到達時の資格喪失に届出不要
  • 2014秋 1号 資格喪失日は60歳誕生日の前日

ほぼ1号と3号の知識だけで正解を作るというのがよくわかります。

偏りが気になるのか最近は2号関係も正解になっています。(が、過去10回で2回のみ)

まずは、1号と3号。この2つを徹底マークが攻略の鍵です。

出題傾向から年金制度を考える

1号と3号、さらには2号の正解となる知識について解説してみましょう。

第1号被保険者の”喪失” 2つに注意する

第1号被保険者は2つの喪失に関する知識を理解します。

60歳の誕生日の前日で喪失する

第1号被保険者の喪失は60歳に達した日です。

”達した日”ですから誕生日の前日というのはご存知のとおり。

これを

誕生日で喪失する

と出題することが多数です。

60歳到達時に喪失するのは3号も同じですが、1号の場合でしか出題がありません。

60歳到達時の資格喪失に届出不要

この知識については

喪失届を市区町村へ提出する

と出題されます。

届出は要りません。

年齢を理由にした喪失の場合は届出が不要というのは第1号だけの話ではありません。

第3号も同じです。

届出されるまでもなく、既に資格取得時に把握した生年月日で判定できるからです。

また、

そもそも第2号の場合は厚生年金の届出によって国民年金の資格の得喪がわかるので”国民年金に関して”他の届出も要らないことになっています。

(下に続きます)

第2号は厚生年金の資格と連動

第2号被保険者は原則、厚生年金の資格取得・喪失と連動しています。

18歳で厚生年金に加入したら、18歳で第2号被保険者になる。

20歳に達したときから第2号被保険者となる

この形で誤りを作ります。

2017秋、2018秋はこの知識が正解となりました。

第3号は資格要件と届出方法に注意

第3号被保険者の資格要件はこれから注意

2019春は第3号被保険者の資格要件に関する出題がありました。

その要件は、

  • 20歳以上60歳未満である
  • 国民年金の第2号被保険者の被扶養配偶者である

というもの。

勉強している人なら当たり前の知識ですが、だからといって基本はおろそかにしてはいけません。

ちなみに、

2020年4月からは「国内居住」の要件が加わりますが、これは2020秋試験までは出ません。(2020春は3月なので施行前です)

第3号被保険者の資格取得の届出方法

第3号被保険者は”いつ?”という話ではなく、”届出方法は?”という話が正解となります。

資格取得届をどう提出するか。

相手の配偶者の勤務先を経由して提出することになります。

勤務先の事業主等を経由しだしたのは平成14年からの話。

それまでは、第3号に該当すると、本人が市区町村の窓口に行く必要がありました。

これだと、資格取得漏れが多い。

そこで、3号本人にアクションを起こさせるのではなく、配偶者(第2号被保険者)の勤務先を経由することになりました。

第3号被保険者の資格取得の届出は、市区町村に提出する

こんな誤りで正解を作ります。(変更してから15年以上も経つというのに・・)

今はまちがっても本人が市区町村の窓口に行ってはいけません。

今回はこれが答えになる!

このテーマは1号と3号の知識だけで正解を作る傾向だったので比較的予想が当たることが多かったんです。

ところが、最近は2号関連も絡めてくるようになりました。

これまで正解になった論点を並べると4つだけ。1号の2は前回正解になりましたから、以下の3つのうち、ここから正解が出るはずです。

第1号被保険者

  1. 60歳到達時の資格喪失に届出不要
  2. 資格喪失日は60歳誕生日の前日 (←これは前回正解なのでこれ以外)

第2号被保険者

  • 20歳未満で厚年の被保険者になるとその時から第2号被保険者になる

第3号被保険者

  • 資格取得の届出は配偶者の勤務する事業主等を経由

関連記事はこちら

  • この記事を書いた人
シモムー3級モード

シモムー3級モード

年金アドバイザー3級試験に初受験から2019年春まで14回連続90点以上で合格中。満点は3回。個人賞は5回受賞。試験に対する考え方・勉強方法について絶対の自信を持っている。

Copyright© 年金力養成講座みんなのねんきん , 2019 All Rights Reserved.