年アド3級 年アド3級各問分析

【2021秋最新版】年アド3級基本6 国年厚年の資格の得喪・被保険者期間 え?そうきたか!俺たち手を組みました!

2018年5月16日

シモムー

みんなのねんきん主任講師

何が出題されている?

出題形式:誤っているものを選択

2021春から国年と厚年の論点が合併し、1つの問題になりました。

実際に本番で解いていて変わった印象はなかったのですが、分析してみると、「おぉ!1つになってたか!」とわかった次第。

合併しても出ることは同じ。だから違和感がなかったんです。

他にも出題されるべきテーマは多いので、今後は国年・厚年に分割してもとに戻ることは無いでしょう。

これからは国年・厚年共通事項として整理していきます。

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過去10回の正解となった知識

合併後の過去正解となった知識

  • 2021春 厚年 月の末日に退職したらその月までが被保険者期間となる

国年の過去9回の正解となった知識

  • 2020秋 1号 資格喪失日は60歳誕生日の前日
  • 2020春(模擬)2号 20歳未満で厚年の被保険者になるとその時から第2号被保険者になる
  • 2019秋 2号 退職した日の翌日に第2号被保険者を喪失
  • 2019春 1号 資格喪失日は60歳誕生日の前日
  • 2018秋 2号 20歳未満で厚年の被保険者になるとその時から第2号被保険者になる
  • 2018春 1号 60歳到達時の資格喪失に届出不要
  • 2017秋 2号 20歳未満で厚年の被保険者になるとその時から第2号被保険者になる
  • 2017春 3号 資格取得の届出は配偶者の勤務する事業主等を経由
  • 2016秋 1号 60歳到達時の資格喪失に届出不要

厚年の過去9回の正解となった知識

  • 2020秋 死亡した場合はその翌日に資格喪失する
  • 2020春(模擬)月の末日に就職しても1カ月の被保険者期間となる
  • 2019秋 70歳に達した日に資格喪失する
  • 2019春 月の末日に退職したらその月までが被保険者期間となる
  • 2018秋 死亡した場合はその翌日に資格喪失する
  • 2018春 月の末日に就職しても1カ月の被保険者期間となる
  • 2017秋 70歳に達した日に資格喪失する
  • 2017春 月の末日に退職したらその月までが被保険者期間となる
  • 2016秋 月の末日に就職しても1カ月の被保険者期間となる

これまでの過去の傾向は国年・厚年共通して、

月単位いつからいつまで被保険者期間か という知識を前提に、

日にち単位いつ取得していつ喪失するか が問われます。

国年の場合は、国民年金の第1号被保険者のケースで正解になります。

厚年の場合は、「月の末日」にこだわった出題がされます。

合併前は国年の第3号に関するものものも肢の一つとして並んでいましたが、2021春の合併後は1肢も無し。

あまり重要な論点も無く、前のテーマ(国民年金の被保険者)でさんざん取り上げられているので、このテーマでは3号関係は出題は無いと考えて良いと思います。

出題傾向から年金制度を考える

国年厚年共通 月単位の加入期間が”被保険者期間”

被保険者期間とは月単位での加入期間のこと。

資格を取得したから資格喪失月の前月までをカウントします。

図解で右脳に記憶させておくと良いでしょう。

【みんなのねんきん】年金の加入期間は資格取得月から喪失月の前月まで

(タップで拡大)

この月単位を元にして、保険料を徴収し、将来の年金額計算時に1カ月分として反映させることになります。

この被保険者期間を把握するために、国年・厚年ごとに、典型的な資格取得日と喪失日を理解していくわけです。

【みんなのねんきん】年金アドバイザー3級対策

国年厚年共通 喪失注意点1つ

2021春の合併問題では被保険者が死亡したケースが出題されました。

これは国年・厚年共通して翌日喪失です。

簡単なので、当たり前の知識にします。

国年 第1号被保険者の”喪失” 2つに注意する

第1号被保険者は2つの喪失に関する知識を理解します。

60歳の誕生日の前日で喪失する

第1号被保険者の喪失は60歳に達した日です。

”達した日”ですから誕生日の前日というのはご存知のとおり。

これを

誕生日で喪失する

と出題することが多数です。

60歳到達時に喪失するのは3号も同じですが、1号の場合でしか出題がありません。

60歳到達時の資格喪失に届出不要

この知識については

喪失届を市区町村へ提出する

と出題されます。

届出は要りません。

年齢を理由にした喪失の場合は届出が不要というのは第1号だけの話ではありません。

第3号も同じです。

年金機構側は届出されるまでもなく、既に資格取得時に把握した生年月日で判定できるからです。

また、

そもそも第2号の場合は厚生年金の届出によって国民年金の資格の得喪がわかるので”国民年金に関して”他の届出も要らないことになっています。

第2号は厚生年金の資格と連動

第2号被保険者は原則、厚生年金の資格取得・喪失と連動しています。

18歳で厚生年金に加入したら、18歳で第2号被保険者になる。

20歳に達したときから第2号被保険者となる

この形で誤りを作ります。

また、

厚生年金から抜ける(退職する)と、連動した国民年金第2号はいつ終わるのか?という論点にも注意。

正解は、退職した日の翌日に喪失 です。

厚生年金側の資格喪失は、退職した日の翌日

国民年金側の第2号資格喪失は、厚生年金の資格喪失をしたその日

つまり、

厚生年金側の資格喪失する退職した日の翌日において、国民年金の第2号被保険者資格も同時に喪失ということなんです。

機械的に「翌日喪失」とか「その日喪失」とかと制度別に覚えるのではなく、厚生年金と連動した形で国民年金の資格喪失をイメージで覚えます。

厚年 月末取得・月末喪失に注意する

厚生年金で問われる知識は、会社に勤めることと関係します。

  • 資格を取得する(加入する)のは適用事業所に使用されるようになった
  • 資格を喪失する(脱退する)のは使用されなくなった日翌日

つまり、

就職したらその日に始まり、辞めた場合はその翌日に喪失です。

出題は、

月の末日に退職した場合

月の末日に適用事業所に入社した場合

月の末日」にこだわった出題がされます。

  • 月末退職であれば、翌日喪失なので翌月1日に資格喪失
  • 月末入社であれば、その日に資格取得

前者の月末退職は早速2021春に出題。

月末退職は翌日の月をまたいだ1日に喪失しますから、喪失月の前月=退職月までが被保険者期間になるわけです。

70歳に達したらその日に喪失

会社に勤務し続けていても、70歳に達したらその日に厚生年金の資格を喪失します。

達した日ですから、70歳の誕生日の前日ということになります。

試験での正解の作り方は、

65歳に達した日

として正解を作っています(2016春)。

2019秋は

70歳に達した日の翌日

として、正解になりました。

2021春も肢の1つとして並んでいましたから、今後も常連として出題は続くはずです。

今回はこれが答えになる!

国年厚年が一緒になっても、やはり問われる論点は変わりません。

今後はどんなバリエーションで出題されるかはわかりませんが、2021春の出題でおおよその方向性はわかりました。

以下の論点をしっかり押さえておけば、どれかが正解になると思います。

共通の要注意論点

  1. 資格を取得したから資格喪失月の前月までが月単位での加入期間=被保険者期間
  2. 死亡したら翌日喪失は共通

国年の要注意論点

  1. 60歳到達時の資格喪失に届出不要
  2. 資格喪失日は60歳誕生日の前日
  3. 20歳未満で厚年の被保険者になるとその時から第2号被保険者になる
  4. 退職して厚年の被保険者資格を喪失すると、退職した翌日に国年第2号資格も喪失する

厚年の要注意論点

  • 適用事業所に使用されるようになった日(入社日)に資格取得 →月末入社でも1ヶ月の被保険者期間
  • 使用されなくなった日(退職日)の翌日に資格喪失 → 月末退職なら退職月までが被保険者期間
  • 資格喪失日は70歳誕生日の前日


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年金アドバイザー3級試験に初受験から2021年春まで17回連続90点以上で合格中。満点は4回。優秀賞は7回受賞。試験に対する考え方・勉強方法について絶対の自信を持っている。

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