どんなテクニック?
年金アドバイザーの事例では昭和生まれの人が平成・令和で何かしらのアクシデントに遭うという事例がでます。
それが老後であったり、障害であったり、亡くなったり。
すると、昭和時代での加入履歴と平成・令和時代での加入履歴が混在することになり加入月数をカウントする妨げになります。
これをどう統一させるかというのがこのテクニック。
テクニックってほどでもないですが、知らない人のためにご紹介。
2019年5月からは3つの和暦の元号が混在。
全部西暦で統一してくれよと思います。
頭が痛いですね。
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こんなことをします
まずは一つの元号に統一させる必要があります。
試験ではこのような場合が想定されます。
- 昭和と平成が混じっていて昭和に統一したい場合
- 平成と令和が混じっていて平成に統一したい場合
私が駆け出しの頃は西暦変換していたんですが、結局和暦からの西暦変換作業が時間がかかるため方針転換。
全て和暦で統一して加入歴の月数を計算するようにしています。
昭和と平成が混じっていて昭和に統一したい
平成20年って昭和何年だっけ?
それは、63を足しましょう。
20に63を足して昭和83年。
平成元年は昭和64年と重なっているからです。
知っていると便利な昭和○○年
暗記しておくと便利な昭和シリーズ。といっても1つだけ。
昭和78年
平成15年のことです。
平成15年4月からは総報酬制ですので加入履歴を図に起こした時には事例になくても記載しておきます。
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平成と令和が混じっていて平成に統一したい
平成31年は令和元年と重なっています。
ですので、平成に統一する場合は、令和に30を加算すれば良いということですね。
とすれば、
令和元年 は 30+1=平成31年
令和3年 は 30+3=平成33年
令和9年 は 30+9=平成39年
逆に平成から令和に変換する場合、令和10年までは平成の下1桁がそのまま令和の和暦となります。
こう考えると、なかなか良い時期に令和になったんだなと思えます。
まとめます
- 昭和統一なら平成に63を足す
- 昭和78年=平成15年
- 平成統一なら令和に30を足す
知っている人にとっては「テクニック」なんてもんじゃありません。
ただ、初めて勉強するって人は絶対に戸惑うと思ったので記載しておきました。
シモムー
みんなのねんきん主任講師