解法テク2 年金アドバイザー試験のための年金加入歴の絶対間違えない図の起こし方|みんなのねんきん

シモムー

みんなのねんきん主任講師

どんなテクニック?

年金アドバイザー試験では事例の状況から加入歴の図を起こす必要が生じます。

3級では技能・応用問題で図を起こすことがあります。

また、

この書き方は2級でも使えますので一度覚えておけば使い回しができます。

これまでの私の試行錯誤の結果をご紹介しましょう。

こんなことをします

大事なことは""がわかるように作図することです。

これが一番、間違いがない書き方です。

ここまで辿り着くまで時間がかかりました。いろんな試行錯誤を繰り返したからです。

例えば

昭和40年6月から平成20年5月まで被保険者だった

という図を書いてみましょう。

月の境目がわからなければ意味が無い

私が駆け出しの頃、こんな感じで図を書いていました。

【みんなのねんきん】年金加入歴の図の起こし方

(タップで拡大)

一見、なんの不都合もないように見えます。

ところが、その月の前後、例えば平成20年4月とか6月とかを考えようとすると、「1本の縦線の幅が1ヶ月分なのか?」という疑問が生じるようになります。

これだとモヤモヤして気持が悪い。

月をハッキリわかる形で書いたらスッキリした

そこで、現在はこんな図の起こし方をしています。

【みんなのねんきん】年金加入歴の図の起こし方

(タップで拡大)

こうすればいつの「」からいつの「」までというのがハッキリします。

短めの線で月の境目を表現しています。

3級ではここまで意識しなくてもなんとかなってしまいますが、2級ではそういうわけにはいきません。

例えば2級の1問目は老齢基礎年金の問題ですが、免除やら納付やら未加入やら、やたらと複雑な事情の人が登場します。

すると横長の長大な図を書くわけです。

そんな時にハッキリと月の境目がわかる図になっているとミスがなくなります。

まとめます

月の境目がわかるように図を起こす。

なーんだ大したテクニックでもないな

と思ったかもしれません。

しかし、正確に図を起こすということは非常に重要なこと。

ましてや試験の最中ですからちょっとした疑念も生じないようにしないといけません。

実際私も図を正確に書けるようになってからは凡ミスがなくなりました。

ひいては、

2級で90点超えるようになった

3級で満点が取れるようになった

これらは事例から的確に図を起こせるようになったおかげだと私は思っています。



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年金アドバイザー3級試験に初受験から2023年春まで24回連続86点以上で合格中。満点は5回。優秀賞は11回受賞。試験に対する考え方・勉強方法について絶対の自信を持っている。

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