どんなテクニック?
年金アドバイザー試験では特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢を覚えていないと答えられない問題があります。
暗記には否定的な私ですが覚えるより他にありません。
そこで私の覚え方のテクニックを披露しましょう。
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こんなことをします
数字を機械的に並べていくだけなんです。
覚えるってほどではありません。
男性からいきましょう。
男性は「28」から
まず、4月2日から翌年4月1日までを1年度と定義します。
61歳から報酬比例部分を受け取る男性は昭和28年度生まれと29年度生まれです。
これを
28・29 → 61
で表現します。
暗号のようなこれは
「昭和28年4月2日から昭和29年4月1日生まれ、昭和29年4月2日から昭和30年4月1日生まれの男性は61歳から報酬比例部分が出る」
という内容です。
続けて
30・31 → 62
32・33 → 63
34・35 → 64
という具合になります。
私は心の中で鼻歌を歌いながら
28 29
30 31
32 33
34 35
と連番で並べてから、上から順に
28 29 61
30 31 62
32 33 63
34 35 64
と年齢を入れていきます。
男性は28からスタートということだけを暗記するだけです。
女性は「33」から
続いて女性にいきましょう。
ご存知のように女性は5年遅れですから28に5を加えた33からスタートです。(ただし、過去の共済期間は男性と同じスケジュール)
さぁ、みなさんもご一緒に。鼻歌を歌いながら。
33 34
35 36
37 38
39 40
続いて
33 34 61
35 36 62
37 38 63
39 40 64
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女性の定額部分は「21」から
もうほとんど考える必要はありませんが、女性の定額部分開始年齢についてもご紹介。
女性の定額部分開始年齢は「21」からスタート。
さぁ、ミュージックスタート!
21 22
23 24
25 26
27 28
続いて
21 22 61
23 24 62
25 26 63
27 28 64
最後が28で終わっています。
つまり、
昭和29年4月2日生まれの方から33のスタート前日ですから昭和33年4月1日生まれの方は60歳から報酬比例部分のみということがわかります。
まとめます
さて、いかがでした?
覚えるってほどでもないですね。
男性と女性と女性定額部分を紹介しましたが、極力覚えることを減らすため、
男性は28からスタート
と
女性は33からスタート
だけ覚えればいいでしょう。
それから最後に注意。
鼻歌は「脳内」に留めてください。声に出すと試験官に注意されます!
シモムー
みんなのねんきん主任講師