講師のシモムーが試験合格者にインタビューする企画。みんなのねんきんのサービス利用者を対象になぜ合格できたのかを対談形式でお届けします。今回は2020年から始まった年アド3級CBT試験を受験されたM・Eさんにお越しいただきました。インタビューは2021年1月となります。
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インタビューのいきさつ
2021年1月のこと。突然メッセージをいただきました。
お世話になりました
本日無事、年アド3級合格致しました!CBT方式、技能応用問題が画面をスクロールして解くのでやりにくかったです。
問題では、老齢基礎年金の年金額、報酬比例部分相当の老齢厚生年金の年金額が計算式ではなく金額でした。※当日結果がわかるのと、試験日を自分で設定出来るので、今回はCBT方式を選びました。
ギリギリまでYouTubeを見て勉強しました!
ありがとうございました!
年金アドバイザー3級の各テーマを毎日配信するサービスの利用者からでした。
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CBT試験受験生からの連絡はみんなのねんきんでも初でしたので、インタビューを申し込むことに。
この合格体験記がこれからCBT受験を考える人に参考になれば幸いです。
詳しいことを聞いてみた
どんな方ですか?
- お名前:M・Eさま
- 職業:銀行員
- 受験場所:滋賀県
- 試験結果:合格 基本80% 応用65% 総合74%
CBT試験に対する率直な感想
M・E まず、CBT形式に慣れていないとやりにくいと思いました。
反対に、試験日・試験場所が選べること、合否がすぐに確認出来ることは良い点だと思います。
M・E はい。特に後半の技能・応用問題は紙の試験問題より見ずらい構成と感じました。
メモ
「年金力養成講座みんなのねんきん」は過去に年金のCBT試験を実施していたことがあり、シモムー自身が問題を作り、自分で実験的に試験を受けに行ったという経験があります。
特徴的・印象的な問題
M・E 問題内容は紙のテストと変わりないです。
M・E ただ、紙とは違った箇所もあり、技能・応用問題で実際に計算した結果が選択肢として出た「 老齢基礎年金の年金額」「報酬比例部分相当の老齢厚生年金」が印象に残っています。
メモ
「特別支給の老齢厚生年金」の報酬比例部分の計算は2020秋で初めて計算結果の金額の選択となりました。CBT問題を作った人が2020秋問題も作問したのかもしれません。
M・E そうなんです。その点で紙の問題よりちょっと難しく感じるところもありました。
具体的な試験対策
M・E 約2ヶ月間です。1日の勉強時間は平日で約20分、土日で約1時間といったところです。
M・E テキストを読んで、シモムー先生の分析記事と動画で復習してから過去問題集を解きました。
M・E 自宅が中心です。シモムー先生の分析動画は短時間で終わるので通勤電車の中でも勉強できました。
こんなことをしておけば良かった
M・E さっきお話した技能応用の計算結果の選択問題は、過去問から正しい式を選ぶことのみ対策していて、きちんと自分で式を立てて計算出来ませんでした。計算式の中身をきちんと理解しておくべきでした。
M・E 今度受験する時は計算式から理解したうえで答えを出せるようにしたいと思います。
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これからCBT試験を受験する方に対してアドバイス
M・E 合格証書をマイページから印刷出来るのですが、スマホだと横にスクロールしないと合格証書ボタンが見えないのでお気をつけください。
M・E シモムー先生がおっしゃっていたように、暗記物は試験当日の朝にチェックしたことですぐに解けましたのでオススメです。
また、過去問で月数をきちんとカウント出来る図が書けるように繰り返し練習することが大切だと感じました。
書き方はシモムー先生のコラムとYouTubeで勉強しました。
今後の年金学習に対する目標
M・E 私は銀行員で定期的に銀行業務検定試験を受けており、今回年金アドバイザー試験を受験しました。
年金について本当に何も理解していなかったことがわかり、きちんと学びたいと感じました。
次は時間を掛けてテスト対策ではなく理解した上で、紙の年アド3級を再受験したいです。
M・E ありがとうございました。
インタビューを終えて
今回は年アド3級CBT試験の受験生へのインタビューでした。
ポイントをまとめます。
- CBT形式に慣れていないとやりにくい
- 試験日・試験場所が選べる、合否がすぐに確認出来るメリット
- 一部の問題で紙の試験とは異なる出題があった(計算式選択ではなく計算結果の年金額選択)
- 暗記物は試験当日に覚えるのでOK。月数をきちんとカウント出来る図が書けるように繰り返し練習する
インタビューを終えた私の率直な感想は、CBT試験といっても基本的には紙の試験と勉強方法は変わらないなということ。
M・Eさんは今回CBT試験を受験されて、次は理解をしっかりしたうえで紙の試験にチャレンジしたいと最後におっしゃっていました。
その言葉を受けて、
CBT試験を模擬試験のように活用し、その後の紙の試験でしっかり結果を出すという利用の仕方がある
と感じました。
CBT試験も従来からの紙試験も問われることは同じですから、2つの試験は方式が違えどもうまく両立させて活用できそうです。
これから受験を考えている人は是非参考にしてください。
M・Eさん、改めてありがとうございました。
シモムー
みんなのねんきん主任講師