年アド3級 年アド3級各問分析

【2022秋最新版】年アド3級 国民年金の第1号被保険者の保険料 6つの論点を押さえよ!

2018年5月17日

シモムー

みんなのねんきん主任講師

何が出題されている?

出題形式:誤っているものを選択

国民年金の第1号被保険者が納める保険料に関して、納付金額と納付方法に関するものが出ます。

免除に関しては次の問題で集中的に出るのでこの問題では出ません。

出題される肢の知識は毎回似た感じ。

ですが、正解のルールは見い出せません。

まずは重要6大項目を押さえます。

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過去10回の正解となった知識

  • 2022春 クレジットカードによる納付手続きはネット上ではできない
  • 2021秋 付加保険料は月額400円
  • 2021春 現金納付では早割りとならない
  • 2020秋 受験年度の保険料額
  • 2020春(模擬)クレジットカードによる納付手続きはネット上ではできない
  • 2019秋 65歳未満の任意加入被保険者は付加保険料の納付が可能
  • 2019春 1年前納の割引額は現金納付と口座振替では異なる
  • 2018秋 後納制度で過去5年分の保険料を納付できる(この試験時からできなくなった)
  • 2018春 保険料の納付義務者は本人・配偶者・世帯主
  • 2017秋 後納制度で過去5年分の保険料を納付できる(当時)

過去の傾向を見ると、正解になる知識に偏りがあることがわかります。

  • 誰に納付義務があるか
  • クレジットカードによる納付手続きはネット上ではできない
  • 任意加入被保険者は付加保険料を納められるか

ただ最近は、新作の肢を登場させる傾向にあり、過去に聞いたことがないものが正解になることも。

ちなみに後納制度は時効で納められなくなった保険料を特別に納められる時限的な仕組みでした。

現在は動いていない仕組みなので出題もありません。

出題傾向から年金制度を考える

ここでは肢に並んでる可能性の高い6つの知識を解説していきましょう。

  1. 受験時の保険料額
  2. 納付義務者
  3. 任意加入被保険者と付加保険料
  4. 2年前納
  5. 早割り
  6. 前納したときの割引額

1 保険料額は翌年度分も押さえる

以前は保険料額そのものを問う出題は無かったのですが、なぜか近年は出題頻度が高くなっています。

2020春(模擬)からは連続で出題されているので注意が必要です。

単純に金額そのものを問うというよりは、ちょっとひねったものが多いです。

従来は受験年度の保険料額が出題されるのが通例でしたが、2021春には翌年度の保険料額が問われました。

2021秋には令和3年度と令和4年度を比較する問題が登場。これは厳しかったです。

令和3年度は16,610円、令和4年度は16,590円で、令和4年度は3年度より低額になりました。

この場合、出題確率が高いので注意。

確か、平成20年代で前年度より低額になったことがあり、その時にその旨出題がされています。

とすれば、既に令和5年度の金額が出ており、令和4年度より低額なので、この秋はしっかり両者を覚えておきます。

  • 令和4年度:16,590円
  • 令和5年度:16,520円(▲70円)

2 本人のみならず家族にも連帯責任あり

保険料の納付義務者は第1号被保険者本人だけではありません。

配偶者と世帯主にも義務があります。

それぞれに義務があるんですから、免除を受けるにはこの3者のそれぞれの所得が審査されるわけです。

3 任意加入していても付加保険料の納付はOK

任意加入といえども付加保険料は納められます

が、65歳以上の特例の任意加入被保険者は付加保険料を納められません。

特例の任意加入被保険者はそもそも受給資格を満たしていない人。

保険料の上乗せを考えている場合じゃない立場ですから。

出題としては、

60歳以上65歳未満の任意加入被保険者は

という60歳台前半をピンポイントで狙って、付加保険料どうか?と訊いてきます。

2019秋はこの点で正解に。2020秋、2022春も並んでいました。

2021秋は付加保険料の金額が問われました。

月額200円である

それは、付加年金であり、付加保険料は月額400円。

これが問われたのは史上初です。

4 2年前納制度も継続的に出題されている

2年前納制度が平成26年度から登場しました。

以来、常連の肢として登場し続けています。

平成28年度までは口座振替でのみ納付が可能でした。

平成29年度からは現金・クレジットカードでの2年前納が可能となりました。

出題は、

  • 2年前納でいくら割引になるか(→保険料約1ヶ月分の割引)
  • 現金・カード払いができるのか(→できる)

2年前納の特有の論点を確実に押さえておきます。

後者は2021春、2021秋で肢の一つで並んでいました。

【みんなのねんきん】年金アドバイザー3級対策

5 1カ月早くに納めると50円割引

本来、国民年金の保険料は翌月末日までに納めることになっています。

口座振替の場合、前月分のものが引き落としされます。

これを口座振替にして、かつ、1カ月前倒しで納めると50円割引(早割り)になります。

つまり、

当月分の保険料を当月に納めるということです。

手続き直後の初回だけ2カ月分を納めることになりますが、あとは通常通り。

翌日末日までに納めるのが通常の保険料のルールなので、それに早割分を加えて2カ月分ということ。

この図は2月に1月分と2月分が引き落としされ、その後は1カ月分ずつ納付していくという例です。

【みんなのねんきん】国民年金保険料の早割り

(タップで拡大)

口座振替を予定している人は絶対に使いたい仕組みですよね。

この論点は正解になったことはなかったのですが、2021春で「現金払い」として正解に。

口座振替でしか使えない仕組みだということを頭に入れます。

6 前納するといくら割安になるか

口座振替で前納した場合にいくら割安になるかという出題が2017春に登場して焦ったものです。

2018秋は「10,000円より少ない」という形で、2020秋も「10,000円より多い」と問われました。

割引額を表でまとめておきます。

口座振替で以下の納付をする 割引額
毎月普通に納付 なし
1カ月前納(早割り) 50円
6カ月前納 1,130円
1年前納 4,180円
2年前納 15,850円

なるほど、1万円を超える割引2年前納しかないんですね。

ちなみに、口座振替以外で前納する場合は、この表の額より割引が小さくなります。

2019春はこの点が初めて正解になりました。

前納の中でも口座振替の割引は最強であることを覚えます。

番外編 どこで納付できる?

毎回新作の肢が紛れているこのテーマ。

2022春は”市区町村の窓口で納められるか?”という出題がありました。

納められません。

現金で納める場合、金融機関・郵便局・コンビニのみです。

ちなみに、年金事務所でも納められないので注意(今後出題されるかもです)。

今回はこれが答えになる!

このテーマの最近の正解の特徴は、過去問で見たことがない知識が正解になりやすいという点にあります。

ん?これは見たことがないな。

と思ったら、私はそういう肢では勝負しません

当時受験した問題冊子を見てみると、勝負できない肢にはしっかりと”△”がついてあります。

試験は過去問からの知識で確実に答えられる肢だけで勝負すべきです。

△だらけになってしまったらどうする?

それは、そもそも基本的知識がついていないということです。

勝てる勝負だけに持ち込めるよう、過去問を繰り返して確実な知識を増やしてください。

今回も何が正解になるかは予想はできませんが、6大論点は確実に押さえてください。



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年金アドバイザー3級試験に初受験から2022年春まで19回連続90点以上で合格中。満点は5回。優秀賞は8回受賞。試験に対する考え方・勉強方法について絶対の自信を持っている。