年アド3級 年アド3級各問分析

年アド3級基本7 国民年金の第1号被保険者の保険料 ちょっと多いけど6つの論点押さえます

投稿日:2018年5月17日 更新日:

シモムー

みんなのねんきん主任講師

メモ

この記事は2019年秋向けのものです

何が出題されている?

出題形式:誤っているものを選択

国民年金の第1号被保険者が納める保険料に関して、納付金額と納付方法に関するものが出ます。

免除に関しては次の問題で集中的に出るのでこの問題では出ません。

出題される肢の知識は毎回似た感じ。

ですが、正解のルールは見い出せません。

まずは重要6大項目を押さえます。

過去10回の正解となった知識

  • 2019春 1年前納の割引額は現金納付と口座振替では異なる
  • 2018秋 後納制度で過去5年分の保険料を納付できる(この試験時からできなくなった)
  • 2018春 保険料の納付義務者は本人・配偶者・世帯主
  • 2017秋 後納制度で過去5年分の保険料を納付できる(当時)
  • 2017春 65歳未満の任意加入被保険者は付加保険料の納付が可能
  • 2016秋 後納制度で過去5年分の保険料を納付できる(当時)
  • 2016春 65歳未満の任意加入被保険者は付加保険料の納付が可能
  • 2015秋 保険料の納付義務者は本人・配偶者・世帯主
  • 2015春 口座振替で2年分の保険料を前納できる
  • 2014秋 65歳未満の任意加入被保険者は付加保険料の納付が可能

過去の傾向を見ると、正解になる知識に偏りがあることがわかります。

  • 誰に納付義務があるか
  • 後納制度とは
  • 任意加入被保険者は付加保険料を納められるか

もう少し細かく見ると、このテーマは近年、新作の肢を登場させる傾向にあるのですが、おおむね上の3つから正解を作るというのは固まっていました。

2018秋で後納制度の肢が正解になりました。

これは、2018年10月の段階で後納ができなくなったものを問う内容。

後納制度は2018年9月末日で利用できなくなったため、今後この論点は出題は無いでしょう。

2019春は過去に正解となったことが無い知識が正解になりました。

なかなか予想が難しいテーマとなっています。

出題傾向から年金制度を考える

ここでは肢に並んでる可能性の高い6つの知識を解説していきましょう。

  1. 受験年度の保険料の金額
  2. 納付義務者
  3. 任意加入被保険者と付加保険料
  4. 2年前納
  5. 早割り
  6. 前納したときの割引額

1 金額そのものは多分出題されないが・・

受験年度の保険料の金額がそのまま出題されるのが以前の定番でした。

ただ、ここ2年くらいは出題そのものが無い状況です。

また、出題があっても金額を少し変えて誤りを作るなんてこともなく、正解を左右する知識ではありませんでした。

念のため、

令和元年度は月額16,410円(平成30年度は月額16,340円)。

この金額には産前産後期間の保険料免除による100円の上乗せがされています。

2019春はこの点を問う出題がありました。

2 本人のみならず家族にも連帯責任あり

保険料の納付義務者は第1号被保険者本人だけではありません。

配偶者と世帯主にも義務があります。

それぞれに義務があるんですから、免除を受けるにはこの3者のそれぞれの所得が審査されるわけです。

免除の話は次回に取り上げます。

3 付加保険料の納付は65歳以上はできない

任意加入といえども付加保険料は納められます。

が、65歳以上の特例の任意加入被保険者は付加保険料を納められません。

特例の任意加入被保険者はそもそも受給資格を満たしていない人。

保険料の上乗せを考えている場合じゃない立場ですから。

(下に続きます)

4 2年前納制度も継続的に出題されている

2年前納制度が平成26年度から登場しました。

以来、常連の肢として登場し続けています。

平成28年度までは口座振替でのみ納付が可能でした。

平成29年度からは現金・クレジットカードでの2年前納が可能となりました。

2018秋・2019春は2年前納の出題は一旦消えましたが、これからも押さえておくべき知識だと言えます。

5 1カ月早くに納めると50円割引

本来、国民年金の保険料は翌月末日までに納めることになっています。

口座振替の場合、前月分のものが引き落としされます。

これを口座振替にして、かつ、1カ月前倒しで納めると50円割引(早割り)になります。

つまり、

当月分の保険料を当月に納めるということです。

初回だけ2カ月分を納めることになりますが、あとは通常通り。

翌日末日までに納めるのが通常の保険料のルールなので、それに早割分を加えて2カ月分ということ。

この図は2月に1月分と2月分が引き落としされ、その後は1カ月分ずつ納付していくという例です。

国民年金の保険料の早割り制度は初月のみ2カ月分を納める

(クリックで拡大)

口座振替を予定している人は絶対に使いたい仕組みですよね。

6 前納するといくら割安になるか

口座振替で前納した場合にいくら割安になるかという出題が2017春に登場して焦ったものです。

2018秋も「10,000円より少ない」という形で問われました。

割引額を表でまとめておきます。

口座振替で以下の納付をする割引額
毎月普通に納付なし
1カ月前納(早割り)50円
6カ月前納1,120円
1年前納4,130円
2年前納15,760円

なるほど、1万円を超える割引2年前納しかないんですね。

ちなみに、口座振替以外で前納する場合は、この表の額より割引が小さくなります。

2019春はこの点が初めて正解になりました。

前納の中でも口座振替の割引は最強であることを覚えます。

今回はこれが答えになる!

このテーマの特徴は、過去問で見たことがない知識が登場しやすいという点にあります。

ん?これは見たことがないな。

と思ったら、私はそういう肢では勝負しません

当時受験した問題冊子を見てみると、勝負できない肢にはしっかりと”△”がついてあります。

試験は過去問からの知識で確実に答えられる肢だけで勝負すべきです。

△だらけになってしまったらどうする?

それは、そもそも基本的知識がついていないということです。

勝てる勝負だけに持ち込めるよう、過去問を繰り返して確実な知識を増やしてください。

前回2019春もこれまで見たことがない肢が正解となりました。

今回も何が正解になるかは予想はできませんが、6大論点は確実に押さえてください。この中に正解が眠っています!

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年金アドバイザー3級試験に初受験から2018年秋まで13回連続90点以上で合格中。満点は3回。個人賞は5回受賞。試験に対する考え方・勉強方法について絶対の自信を持っている。

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